語学の学習をするのに必ず必要なのが辞書です。本気で勉強するのなら、遅かれ早かれ購入する必要があります。
辞書を買う時にまず困るのが、電子辞書にするか紙の辞書にするかという点でしょう。英語以外の外国語学習モデルは、3万円以上はすることが多いです。結構馬鹿にならない出費ですよね。
しかも最近は、スペイン語学習モデルはカシオでしか生産されていません。何も選べないというのは、何だかちょっと嫌な感じがします。
その一方で、本格的なスペイン語の辞書は、そこそこ良い値段がします。中辞典クラスの西和辞典と和西辞典をそれぞれ買えば、1万円程度の出費は避けられないでしょう。
さらに、西英辞典や英西辞典までそろえれば、結局電子辞書を買うのとたいして変わらなくなってしまいます。
そのくらいの予算を使うのなら、英語系の辞書も充実した電子辞書を選びたいと思うのは自然な思考ですよね。電子辞書なら西英・英西辞典なども入っていますし。
それに携帯のしやすさを考えたら、明らかに電子辞書の方が便利ですし。
正直に言って、なかなか難しい問題だと思います。
スペイン語学習では電子辞書は必須ではない
個人的には、スペイン語の学習では、電子辞書は必須なものだとは思いません。紙の辞書でも十分に役割をはたすと思っています。
これが、中国語だと話は違うんですけどね。多少無理をしてでも、電子辞書を買いなさいとすすめます。中国語の場合、紙の辞書だと、調べるのに明らかに時間がかかるのです。字面から読み方が分かりませんから。
しかしスペイン語の場合、紙の辞書を使っても別段問題は無いはずです。辞書を引くのにかかる時間も、大差ないはずです。
ですから、予算に余裕があるのならもってもいいというのが私のスタンスです。
それに、電子辞書にしたからと言って、学習効率が著しく向上するとは思えないんですよね。明確に電子辞書が有利な点があるとすれば、初級の段階で発音を確認するのに便利という程度でしょう。でも、スペイン語は綴りから発音が特定できます。ある程度学習すれば要らない機能になってしまいます。
旅行の時には確かに便利
スペイン語モデルの電子辞書が力を発揮するのは、旅先でしょう。旅行に携帯するには、紙の辞書は不便ですからね。
それに、最近の電子辞書は、旅行で役立つ例文集などが入っています。病気になった時に便利な表現なども、簡単に調べることができます。
言葉が通じにくい海外では、電子辞書は持っているだけでかなりの安心材料になるはずです。トラブルに巻き込まれても、基本的なやり取りは何とかなると思えば心強いでしょう。
とは言え、添乗員付きのパック旅行だったら必要ないですしね。どういう旅行をするかにもよりそうですね。
予算に余裕があれば電子辞書を
紙の辞書よりも電子辞書の方が良いのは事実です。ただ、上に書いたように、学習する上では必須とまでは言えません。ですから、懐に余裕があれば、購入するくらいの気持ちでいいでしょう。
あるいは、旅先で積極的にスペイン語を使いたいという人は、購入してもいいと思いますよ。旅行先では紙の辞書は使いづらいはずですから。
結局の所、欲しければ買えばという程度の事しか言えないようです。
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