スペイン語の発音とアクセントの特徴
スペイン語の発音とアクセントの特徴について、簡単にまとめてみました。
私が学んだことの有る他の言語に比べると、比較的学びやすい印象があります。
綴りと発音の関係
ウィキペディアの「スペイン語の日本語表記」のページにスペイン語の綴りと発音の関係が紹介されていました。
英語のように綴りと発音が一致しない言語とは違い、スペイン語は綴りを見れば発音がわかるということです。
スペイン語のアルファベット表記は、ほぼ発音に従って書かれているため、いわゆるローマ字読みのように読み下すこ
とによりほぼ正しい発音で読むことができる。
また、母音が日本語と同じ'a', 'e', 'i', 'o', 'u'の5つであるため、カタカナに置き換えてもだいたい正しい発音を示すことが
できる。
これは外国語として学習する者にとっては大変便利ですよね。
英語みたいに綴りから全く想像できない発音をする単語が有る言語だと、正しい発音を知るために一々確認しないとい
けません。
あるいは、中国語や日本語だと感じを見ただけでは発音は全くわかりません。
この場合、調べるのも大変です。
この発音を調べる時間が必要ないというだけでスペイン語は学習しやすいといえるはずです。
ウィキペディアのこのページは、学習者の方には役立つ情報だと思います。
時間があるときに、ぜひ読んでください。
母音の数が少ない
上の引用にもあるように、母音は「日本語と同じ'a', 'e', 'i', 'o', 'u'の5つ」しかありません。
しかも、日本語の「あいうえお」と比較的近い音なので、日本人にとっては発音しやすいと思われます。
いわゆる長母音が無いのも学習者にとっては混乱が少なくてうれしいです。
子音は多少複雑かも
フランス語やポルトガル語などの他の南ヨーロッパの言語と同様、h の音は発音されません。
これらの言語が比較的近い言葉である状況証拠の一つといえるかもしれませんね。
ll の発音は、少し戸惑います。
地域によって「リャ」に近い音で発音する場合と「ジャ」に近い本で発音する場合があるようです。
例えば、彼女という意味のella という単語をカタカナで表記したときに「エリャ」と言う場合と「エジャ」という場合があるの
です。
本によっても表記がまちまちなので、少し混乱します。
その他の子音の特徴は、上に挙げたサイトなどが参考になります。
アクセントは規則的
スペイン語のアクセントは有る程度規則性があるようです。
外国語として学ぶものにとっては、規則的な方が学習しやすいですね。
アクセントの基本ルールは次のようになっています。
- 母音、-n, -s で終わる単語の場合、最後から二番目の音節にアクセントが来る
- 上記以外の場合は、最後の音節にアクセントが来る
上記のルールにあてはならないものについては、アクセント記号をつけることになります。